toggle
リーダーの「人間力」とマネジメントの「しくみ」で組織力を向上します

ライフシステム・デザイン(2019年1~3月 プロトタイプp0)

慶應SDM主催 慶應SDM10年記念講座

 

人生100年時代を迎え、自分らしい人生の送り方も多様化しつつあります。
ビジネスで活躍してきた40歳-60歳代の中には、定年後も活躍し続けられる人生とはどのようなものか?
早めに人生設計して準備したいというニーズも生まれています。

現役時代に活躍してきたビジネスマンは、既に世の中に貢献できるスキルや知識を持っています。
年齢を重ねることによって、家庭の事情、人生の優先順位、自分の人生観や人間関係も変化しています。

今回のプログラムは、「40歳-60歳代で、60歳代以降も活躍し続けたい方」を対象に、
今までの人生を多視点から振り返り、他者の事例を参考にし、現在の状況にあった次の人生を描いていただきます。

なお、本プログラムは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の公開プログラム開発のためのプロトタイプ実施です。
プロトタイプ開催では、40-60代の前後も含めた幅広い年代の参加も想定しております。

準備が整い次第、同研究科のホームページでも広報開始予定です。

【プログラムデザイン】
  • 「自分史」「ライフバランス」「価値観」「人間関係」「リソース」の5つの視点から人生を振り返り、
    まずは、それぞれから見えてくる未来を描きます。(DAY1-4)

  • 他者から自分の人生に活かせるアイデアを得ます。(DAY2,3)
  1. 講師の人生の振り返りと将来のビジョンを聞き、参考にする。
  2. 他の参加者とこれまでの人生や人生計画について対話することで、気付きを得る。

 

  • 創造的に未来の人生をデザインします。(DAY5)
  1. 慶應義塾大学SDMで教えているイノベーティブ手法を用いチームでアイデアを出し合う。
  2. 目指す人生を具体的に描き、他者にパーソナルストーリーを語る。
【第0期(プロトタイプ)のスケジュール】

[DAY1]2019/1/7(月)7:30-10:30

<1-1> 7:30-8:30 「人生の幸せとデザイン」レクチャー (前野 隆司)

幸福学の基礎について説明し、幸せな人生は積極的・創造的にデザインすべきものであることについて述べる。

  • 地位財と非地位財
  • 幸せの4つの因子
  • 人生というプロジェクト(ライフシステム・デザイン)

という視点

<1-2> 8:30-10:30 【自分史】ワークショップ 「人生を再評価し、一貫するビジョンを見つける」(本間 浩一)
  • 人生で起きた過去の出来事を時間軸で再評価する
  • 人生の各時代で築いてきた土台と一貫するビジョンを見つける

[DAY2] 2019/1/21(月)7:30-10:30

<2-1> 7:30-8:30 「私のヒストリー①」レクチャー (狼 嘉彰)
  • 講師の人生を事例として聞き、自分の人生設計の参考にする。
<2-2> 8:30-10:30 【ライフバランス】ワークショップ 「理想的な“ライフバランス”を探る」(本間 浩一)
  • 自分の人生を「生活環境」「仕事」「娯楽」「成長」「健康」「お金」「家族」「対人関係」などの軸に分けて大切にしていることを振り返り、理想の状態を具体化する。
  • ライフバランスを考えながら満足度の高い人生へのアプローチを探る。

[DAY3] 2019/2/4(月)7:30-10:30

<3-1> 7:30-8:30 「私のヒストリー②」レクチャー (日比谷孟俊)
  • 講師の人生を事例として聞き、自分の人生設計の参考にする。
<3-2> 8:30-10:30 【価値観】ワークショップ 「人生充実のカギとなる”価値観”を満たす」(河村 庸子)
  • 自分でも認識しにくい自分の「価値観」や「信念」とは何かを理解し、具体化する。
  • 「価値観」を満たすビジョンを探求する。

[DAY4] 2019/2/18(月)7:30-10:30

<4-1> 7:30-9:30 【人間関係】ワークショップ 「自分の特徴を理解し“人間関係”を豊かにする」(河村 庸子)
  • 「エゴグラム」を使った分析方法を理解し、自分と他者の特徴を客観的に把握する。
  •  自分の人間関係の特徴を理解し、理想的な他者との人間関係を手に入れるための計画を立てる。
<4-2> 9:30-10:30 【リソース】レクチャー 「無理なく達成できる“ゴール”を描く」(河村 庸子)
  • 意識と無意識の特徴を理解し、意識しなくても達成に向かい続けられるゴールの描き方を理解する。
  • 今回のプログラムを参考にして、最終課題に取り組む。

[DAY5] 2019/3/4(月)7:30-10:30

<5> 7:30-10:30 「イノベーティブなライフデザイン」レクチャー&ワークショップ (前野 隆司)
  • 慶應義塾大学SDMで教えているイノベーション手法が、未来について考えるときに有効であることを述べる。
  • ブレーンストーミングなどのイノベーション手法を用いて、チームで未来の人生について創造的にアイデア出しを行う。

[DAY6] 2019/3/18(月) 7:30-10:30

<6-1> 7:30-8:30 プログラム見直しのための意見収集※本番ではない内容(本間 浩一)
  • プログラム見直しのための意見収集
<6-2> 8:30-10:30  「ライフシステム・デザイン」発表会 (司会:本間 浩一)
  • 自ら描いた「ライフシステム・デザイン」を語る。
  • 受講者以外の観客が参加予定
【講師】50音順

狼 嘉彰(おおかみ よしあき)

講師

前慶應義塾大学SDM研究科委員長・教授、東京工業大学名誉教授

元宇宙開発事業団技術研究本部 研究総監 SDM研究所顧問、講師科学技術庁航空宇宙技術研究所主任研究官、東京工業大学工学部機械宇宙学科教授、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授を経て、現在同大学院SDM研究科委員長(2008年4月-2011年3月)。この間、米国カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員・NASAフェロー、宇宙開発事業団技術研究本部研究総監。人工衛星の姿勢制御、大規模宇宙構造物のダイナミクスと制御の研究、およびスペースシステム全般に関する先端技術の研究開発に携わる。

河村 庸子(かわむら ようこ)

講師、および本プログラムのデザイン

株式会社コラボプラン 代表取締役

元(株)リクルート:大規模プロジェクト、グローバル案件、マネジメントを経験し2012年に独立
[専門分野]マネジメントの「しくみ」と「人間力」向上を通じた組織の成果を出す支援。
[資格]英国国立レスター大学 MBA/米国NLP協会認定 トレーナーアソシエイト/米国NLP協会認定 コーチ/チームフロー認定 コーチ/日本交流分析協会認定 交流分析士
[著書]「生産性マネジャーの教科書」「今いる人で目標を超える リーダーの戦術ノート」(クロスメディア・パブリッシング)

日比谷 孟俊(ひびや たけとし)

講師

慶應義塾大学SDM研究所顧問/講師

元・教授、元・首都大学東京システムデザイン研究科教授。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。
[専門分野]大規模科学研究におけるシステムデザイン。
海外を含むロケットや航空機を利用した多数の微小重力実験を経験。
[著書]「マイクログラビティ」(培風館)など。

本間 浩一(ほんま こういち)

講師、および本プログラムのコーディネータ

慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所 研究員

株式会社コラボプラン 取締役
1986年東京大学理学系研究科地球物理学専攻修了。リクルートに19年在籍。
博士論文:「博物館という社会システムの発展に果たす市民の役割 : インターネットを使った支援の仕組みの提案」(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科2011.03)
著書:「ミュージアムのソーシャル・ネットワーキング」(樹村房、2018.10)

前野 隆司(まえの たかし)

講師

慶應義塾大学SDM研究科委員長、教授

1984年東京工業大学工学部機械工学科卒業、1986年東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、同年キヤノン株式会社入社、1993年博士(工学)学位取得(東京工業大学)、1995年慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年よりSDM研究科教授。2011年4月よりSDM研究科委員長。この間、1990年-1992年カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、2001年ハーバード大学Visiting Professor。
[著書]「思考脳力のつくり方」(角川新書)「幸せのメカニズム」(講談社)など多数。

【会場】

慶應義塾大学 日吉キャンパス 「協生館」3階 C3N14教室

  • 所在地         〒223-8526 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
  • アクセス      東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅 徒歩 1分

【プロトタイプ参加者:テスト実施につき公開募集はしておりません】
  • 12-16人程度
  • 主催者及び関係者の知人に直接声掛け
  • 通常プログラムと同様に参加してもらい、プログラムの評価とそのフィードバックをお願いします。
  • プログラム内で作成した成果物を本番のサンプルや広報に使用する場合があります。
  • 参加風景を撮影し、広報に使用する場合があります。

お問い合わせはこちらからお願いします
※ なお、11月末をもってすでに参加者は確定しています。応募は受けておりません。

あらたなプロトタイププログラム「プロトタイプp1」が、2019年5~7月に開講されます。